
最初に訪れたのは、豊橋で毎週金曜日8:30から10:30まで開催されている「豊橋有機農業の会 いのちつなぐいちば」。以前は植物園の駐車場を借りていたそうですが、2009年12月より屋根のあるスーパーの駐車場で行われています。この朝市の特色の一つは、農家のワゴン車がそのまま店舗になっていること。駐車スペースに車をとめて後ろのトランクから農作物を出すと、もうそこが販売所になります。現在18の農家が参加しているなかで、この日出店されていたのは14軒。オープン前からワゴン車が次々と入ってきて、農産物が並び始めるとともにお客さんの数もどんどん増えていきます。
農家とお客さんに直撃インタビューをして印象的だったのは、農家は新規就農の方が多く、お客さんは常連さんが多かったことです。食の安全性やおいしさにこだわりを持つお客さんが、新しく有機農業を始めた農家を見守り、時には厳しい意見を言って育てるという様子が垣間見られました。さらにこの日は、朝市終了後に農家と消費者の両者が参加する勉強会も開かれていました。豊橋有機農業の会ではこうした勉強会や講演会も積極的に開いており、この朝市が単なる買い物の場ではなく、「食生活健全化の実践と啓蒙活動を行う」場としての意味合いを持っていることがわかります。
